備長炭について

備長炭とは?

備長炭の呼称は、紀州藩の炭問屋、備中屋長左衛門がその名付け親といわれています。 時は元禄(西暦1700 年代)、江戸日本橋青物町の問屋に送られた備長炭が話題を博し、 関東一円で大評判に。江戸の町でも、備長炭はトップブランドとして知られていました。

炭の種類

炭は大きく、硬い「白炭」と軟らかい「黒炭」に分けられます。白炭は原材料の木を長時間低 温で炭化させ、最終段階で窯口を大きく開け一気に空気を送り込み、この時1000℃前後の高温 になります。そのままでは燃え尽きて灰になってしまうので、窯口から出し、土と灰を混ぜた消し 粉を被せて消します。この消し粉が表面につくので「白炭」と呼ばれます。備長炭は、白炭の 代表的なものです。一方、黒炭は600 ~ 700℃で炭化させ、炭化がほぼ終わったら窯口と煙道 口を密閉し空気を遮断して消化します。時間をかけて冷却すると、良質な黒炭ができあがります。

備長炭 7 つの働き

1. 有害化学物質の吸着と微生物による分解

無数の穴に有害物質(揮発性有機化合物などの有害物質含) が吸着。穴の中に住み着いた微 生物がこれを分解します。

2. 天然ミネラル類の供給

木炭にはカルシウム、鉄、マグネシウムなどのミネラル分が、水に溶けやすい形で濃縮されてい ます。

3. 消臭

イヤな臭いのもとである雑菌が吸着され、高い防臭効果が期待できます。

4. 調湿

備長炭の無数の穴は吸湿効果がみとめられています。 靴箱・押入れなどにいれれば湿度の調整 にも効果が。

5. シロアリ防除

木炭を床下に置いておくと高い温度と湿度を好むシロアリが近寄ってこなくなるといわれています。

6. 遠赤外線の温熱効果

遠赤外線放射効果があり、お風呂に入れると血行がよくなるなどの効果が報告されています。

備長炭豆知識

一般に市販されている備長炭には紀州備長炭(和歌山産)、土佐備長炭(高知産)、 日向備長炭(宮崎産)、中国備長炭(中国産)、南洋備長炭(東南アジア産) などがあります。 みなべ川森林組合ではさらに詳しくご紹介しております。


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