掌チャコールバーを製造している石鹸工場で、製造工程に立ち会ってまいりました。
掌チャコールバーは「油脂鹸化法」という、いわゆる「釜炊き」と呼ばれる昔ながらの方法で作られます。
油脂鹸化法は天然油脂を鹸化する方法で、化学反応に時間がかかり品質を安定させるには職人の優れた技術が必要となりますが、グリセリンが残るため肌にうるおいを与える仕上りとなります。他、中和法という製造方法もあり、こちらは化学反応がすぐに終わるためコストを低く大量に生産できますが、グリセリンなどは石鹸に含まれません。
それでは、製造工程を写真とともにご紹介いたします。
1.釜炊き油脂鹸化法では、大きな釜で油脂と苛性ソーダを数日間かけて化学反応させ、そこへ塩水をぶつけて不純物を取り除きます。 |
2.乾燥釜炊きが終わった石鹸は、水分を多く含むので、ドライヤーで乾燥させ石鹸素地を製造します。石鹸素地はチップ状に細かくします。 |
3.保管チップ状の石鹸素地は、サイロで保管されます。この時点ではチャコールバーの炭はまだ入っていないため、白い石鹸素地です。 |
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4.ローラー石鹸素地と炭を機械で練り、ローラーにかけて均一に混ぜ合わせます。チャコールバーは白い石鹸と黒い炭の粉末を混ぜ合わせるので、2度ローラーにかけます。 |
5.押し出し石鹸素地をプローダーでリボン状(バー状)に圧縮押出します。 |
6.型打ち石鹸素地をリボン状になった石鹸素地を、型打ちして抜きます。石鹸は一つ一つ、職人の目によって検品され、型うちがズレているものはすぐにはねられます。 この後、チャコールバーはさらにしばらく乾燥の後、包装されます。包装自体は機械が行いますが、人の手で機械にかけることで、あわせて再度の検品が行われます。 |
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