天然杉のもつ吸湿性・通気性・抗菌作用をいかした無塗装の「白木仕上げ」の弁当箱です。
ご飯の水分を程よく吸収するため、冷めてもお米本来のうまみが感じられ、やさしい天然杉の香りとともに美味しくご飯をいただけます。
天然杉の特性をいかし、職人技により丁寧につくられる弁当箱は、長く愛用することのできる逸品です。

カバンなどに収まりよく、持ち運びにも便利なスリムなサイズです。
木目が細かく強度の高い天然杉から、節目のない部分のみを厳選し作られています。
樺綴じ(かばとじ)には『子持ち縫い』と呼ばれる、子孫繁栄の願いが込められた模様で綴じられています。
取り外し可能な仕切り板が一枚付いています。
浄水炊飯用備長炭をお付けします。
炭を入れて炊いた美味しいごはんでお弁当をおたのしみください。
オリジナルの箱に入れお届けいたします。
贈り物にもおすすめです。
小判弁当箱もございます。
無塗装の白木仕上げは、使い込むほどに深みのある色に変化します。
正しいお手入れ方法にて末長く、変化を楽しみながらご愛用ください。
お手入れについては下記ご使用上の注意とよくあるご質問、また同封の説明書をご覧ください。
大館曲げわっぱ(おおだてまげわっぱ) /秋田県大館市

大館曲げわっぱは、きこりが杉柾(すぎまさ)で曲物の器を作ったことが始まりとされています。
藩政時代に大館城主佐竹西家が領内の豊富な秋田杉に着目し、武士の内職として推奨しました。
農民には年貢米の供出代替として、山から城下まで原木を運搬させたといわれており、製品は酒田・新潟・関東などへ運ばれました。
江戸時代末期から近代にかけて職人たちにより技法を受け継がれ、現代の暮らしに寄り添った曲げわっぱが作られています。
【素材】
秋田の隣県である山形県、青森県、岩手県産の樹齢約150年以上の天然杉を使用しています。長い年月を経て、何層にもなった細かな木目は、見た目が美しく強度にも優れています。
※かつて大館曲げわっぱは天然秋田杉(樹齢約200~250年)を使用していましたが平成25年に伐採が禁止になりました。




【樺綴じ】
曲げ輪の合わせ目を、山桜の木皮(樺)で縫い綴じる「樺綴じ」。
製品により綴じの模様も異なり、曲げ物の強度と意匠性を高める伝統的な技法です。
『子持ち縫い』は、
親と親の間に子どもがいる様子を表した模様で、子孫繁栄の願いが込められています。
柴田慶信商店(しばたよしのぶしょうてん)
1966 年創業以来、先人たちから継承し、高樹齢の天然杉で用と美を兼ね備えた
曲げわっぱを製作しています。
製品は、国内を問わず、海外でも高い評価を受け、数々の賞を受賞。
次世代に受け継がれるものづくりをするため、伝統的な技術をいかし、現代の生活に沿った新たな製品づくりにも取り組まれています。
https://magewappa.com/
商品名 | 長手弁当箱 |
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サイズ | フタあり:W23×D8×H5.3cm 本体のみ:W22.5×D7.5×H4.5cm 容量約580~600ml / 仕切り板つき 浄水用備長炭:約100g ギフト箱入り(箱サイズ:約24×9.5×h5.5cm) |
素材 | 天然杉(無塗装) |
使用上の注意 | 【弁当箱】 ・ご使用後は、約40~50℃のお湯、または水を注いで、汚れを軽く洗い落とし、研磨剤が入ったクレンザー(磨き粉)で白木の表面を磨くように、新しい木肌を出す気持ちでタワシを用いて洗ってください。 ・重曹、漂白剤、中性洗剤のご使用はお避けください。 ・洗った後、完全に乾かしてからご使用ください。 乾き切らないうちにご使用になると黒ずみを招く原因になります。 ・白木製品は水分を含むと膨らみ、乾燥すると縮む特性があります。収縮を繰り返すうちに反りが生じることがありますが、天板側(外側)のみを水で濡らし、濡らした天板側を下にし、布巾の上に伏せて置くことで反りとは逆方向へ動きを促すことができます。 ・白木製品はその特性から、ご使用環境、条件により黒ずみが生じる場合がございますが、こちらはごく自然な経過になります。 *その他、詳しいお手入れ方法は同封の説明書をご確認ください。 【浄水用備長炭】 ・ご使用方法とメンテナンスは付属の説明書、またはこちらからご確認ください。 |
原産国 | MADE IN JAPAN |
曲げわっぱ 弁当箱よくあるご質問
- 使用していたら隅が黒ずんできました。
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黒ずみの原因は、天然杉の持っている鉄分のタンニンが、ごはんのデンプン質と一緒になることで生じます。
黒ずみを抑える唯一の方法は、ごはんのデンプン質をクレンザーとタワシでしっかり洗い落すことです。乾燥を促すために、熱いお湯ですすぐことも有効です。
そのままご使用いただくことに問題はありません。
黒ずみを防ぐためにも、白木のお弁当箱は毎日使うことはお勧めしておりません。
クレンザーで洗った後、完全に乾燥させるには、丸一日以上置かなくてはなりませんので、一日おきににお使いいただくことをお勧めしております。
- 白木のお弁当箱を使用して、卵焼き(ゆで卵)の部分が黒くなりました。
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卵など、アルカリ性のものを入れると灰色に変色することがあります。
気になる場合は、酢水もしくはクエン酸を溶かした水に30分ほどつけて軽くすすぎますと、変色部分が元に戻ります。
お手入れの際もアルカリ性の重曹は使用をお避けください。
- 白木のお弁当箱に油分がしみ込んでしまいました。
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白木製品をご使用の前には必ず使用面を水で濡らし軽く拭きとってからご使用ください。そうすることで、油分の浸み込みを防ぐことにつながります。
油分が浸み込んでしまった場合は、何度かお湯をかけますと油分が浮いてきます。
また、日々のお手入れを繰り返すことで、徐々にしみ込みは薄くなっていきます。