大分県で唯一の伝統的工芸品「別府竹細工」。編組という技法により、全て手作業につくられています。
その高度な技術により正確に編まれた亀甲模様の盛りかごは、丈夫で美しく、長くお使い以下だけます。
*亀甲模様は、健康・長寿という縁起のよい意味を持ちます。
野菜や果物のほか、タオルを置いたり、草花を飾るなどお好みの使い方でお楽しみください。
*別売りで亀甲盛りかご(中)もございます。(画像左)
【2枚仕立て】
厚みのあるヒゴを片側の端はつなげたまま、2枚に薄くスライスして編むことで上下の竹に隙間ができて、強さと厚みを保ちながらしなやかな曲線をつくります。
均一に、2枚がずれないように仕上げるのはつくり手の技の見せどころ。
重厚感ある仕上がりです。
別府竹細工(べっぷたけざいく) /大分県別府市
別府の竹細工は、室町時代に行商用の籠を作ったことが始まりとされています。
江戸時代には、別府温泉の名が広まり温泉の客が滞在中に使う台所用品が土産物となり
竹細工が多くつくられ、別府周辺の地場産業となりました。明治時代には、技術を伝承
する学校が設立され、様々な編組技術を特徴とする製品や美術工芸品へと広がり現在の
別府竹細工の基礎が築かれました。
【ヒゴづくり】
8割りがヒゴづくりというほど、重要な工程。何等分かに細く割り、内側を剥いで皮と身に分ける。
実際に使用するのは皮の表面のみ。均一なヒゴをつくるのは難易度が高く、同じ幅で
まっすぐに割るのが難しい。竹の繊維に対して加減しながら割らないと先細る。さらに、剥ぐ作業は
一度で皮と身に分けることができないため数回に分ける地道な作業を繰り返してつくられる。
【編み模様】
美しい模様をつくる別府竹細工には、200種類以上の
編み方があります。基本となる編み方の組み合わせ
多くの模様がつくられています。
竹楓舎(ちくふうしゃ)
大分県産のマダケを使い、シンプルで毎日の暮らしに少しやすらぎを得られるような
生活に密着したものづくりを大切にしており、日々「手考錯誤」しながら製作しています。
伝統工芸士 大谷健一氏
ミラノやアムステルダム、ニューヨークなど海外での展覧会も好評。
https://www.chikufusha.com/
商品名 | 亀甲盛りかご(大) | サイズ | 約 φ270×H50mm 約170g |
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素材 | 本体:真竹 渕巻き:籐 |
使用上の注意 |
・高温多湿な場所、直射日光をお避け下さい。 ・自然素材をいかし、塗装や薬品を使用していないため、湿度の高い場所 水に濡れたままの状態で保管するとカビが発生する場合がございます。 |
原産国 | MADE IN JAPAN |
お客様の声
花松多惠子様 | 投稿日:2024年02月19日 |
おすすめ度: | |
さすが逸品ですね。
しっかりした作りです。 大切に使わせていただきます。 |
オリーブ・オイル様 | 投稿日:2024年02月01日 |
おすすめ度: | |
昔ながらの台所道具を使うことを楽しんでいます。良いものはいいですね。竹細工の職人さんが激減しているせいでしょうか、なかなか手に入りません。手に入るとしても、とても高価だったりして、昔は、手軽に買い求めていたものが、今では贅沢品となっております。
この度は、理想の籠が、適正な価格で求めることが出来て、満足です。 |